より良い品質の作り込みに活きていると考えています。設計部門の設計思想が現場まで正しく反映されるために、部品加工図面や組立指示方法の見直しに協力していますが、前職での機械加工や部品組立に携わった際の知識が活かせています。

メディアとのやり取りを経験していたおかげで、現在もメディアの方々とも比較的スムーズに業務を行うことができていると感じています。また、前職で知り合ったメディア担当者や関係者とやり取りする機会もあります。

前職にて経験した官庁工事におけるゼネコンの一連の業務が把握できているため、対客先および対ゼネコンからの質疑、協議に対応する事ができています。また、施工方法について、経験がある部分については、ゼネコンへ助言することもできるので、役立っています。

前職で培った対人交渉力で、国内・海外の関係者と積極的に接することができています。またプロジェクトの問題を探ることや解決に向けた提案力も有用です。もちろん専門分野である財務・税務の知識は日々フル活用しています。

プロジェクトを進めていく段階で利害関係者やキーパーソンを早い段階で把握し、あらかじめ調整することで円滑に進められるようにしていますが、これは営業時代の経験によるものだと感じています。また、前職では製品や納期トラブルが発生した際に冷静な営業判断を迫られることがありましたが、現在の仕事においては、例えば環境緊急事態が生じた際の応急処置方法を冷静に判断する上で経験が活かせていると感じます。

改良設計時に、現行品の不適合情報や顧客のニーズを理解し、それらを設計に反映させる場面で、前職で身についた設計開発や問題を解決するための論理的思考が活かされていると思います。

ビジネスパーソンとしての基本的なスキルに加え、適用分野は違うが同様の機械装置に関わる調達業務であるため、前職で培った機械装置に関わる技術的な専門知識や、バイヤーとしての専門業務スキルは、職場が変わっても活かせています。

営業スタイルは違いますが、今の業務は体力勝負の部分もあるので、前職で重い製品やカタログをもって毎日外回りしていた経験は生きていると思います（笑）

船を運航する側からつくる側に変わり、例えば、船の速度1つでも立場によって違う意味をもつことを知りました。両方を経験しているからこそ、ふとした時に船会社の意見が分かることがあります。船の運航経験があるからこそ、当社にとっては製品を、船会社にとっては財産である船をより良いものとできるような一助となればと考えています。

文書作成、会議、監査対応など十分に活かせる場面がありました。しかし、入社後すぐにフル活用できたわけではありませんでした。これまで経験してきた少品種大量生産型から多品種少量生産型（受注生産）に変わったことで、手法や考え方が通用しないケースもありました。しかし、前述した問題解決の考え方を活かした結果、今は

前職は販売計画に基づいた原価管理、発注先選定、生産計画、原材料管理、製品の製造・出荷までを鳥瞰し、受注後滞りなく製品が客先納入出来るように旗を振る部署であったため、生産管理の役割について業務姿勢やスタンスで共通する点が多いと感じています。

航空機の資材調達は海外サプライヤーからの調達が非常に多く、その調達の過程にある物流や通関の知識は欠かせない分野です。また今も税関担当も担っており、年に数回は税関へ赴く事もあるので前職の経験が活きているなと感じています。

装置の開発経験はもちろん語学力はさまざまな場面で生かせています。しかしながら、航空機は幅広い技術の融合であるため、入社後にも社内の技術に追いつくために、たくさん勉強する必要があると感じています。

前職の時間感覚で業務することを心掛けています。前職は年に1回のペースで新製品が開発され、そのたびに新機種導入業務が発生するのでシビアなスケジュール管理が常に要求され、プロジェクトの成果に直結していました。同じ感覚で取り組むことを意識することでスケジュール遅れに伴うキャッチアップ作業は以前の状況より改善できていると感じています。

生産管理の業務は、実際に自分の手を動かして物を作るのではなく、製造部門やサプライヤに明確な指示を出して決めた納期通りに決めた数量の良品を確実に完成させることが役割です。そこで重要になるのはコミュニケーションスキルとマネージメントスキルだと考えます。前職のプロジェクト管理業務で培ったそれらのスキルがそのまま現在の業務に役立っていると感じます。

新規プロジェクトでの製造に関する各種プランニングはもちろん、量産協力会社への製造支援調整や技術指導など、社内外多部署との連携において今までの経験が活かせていると感じています。

現地工事では多くの業者が出入りし、複数作業が並行して進んでいくので、当日の作業スケジュール管理や各々の状況に応じた翌日以降の工程変更が必要な時には、前職でのマネジメント経験が活かせているのではないかと感じます。

オフロード四輪車では部品点数も多く、構造も複雑であるため3D-CADでの構造検討が必要となります。前職でも経験していた3D-CADのスキルが活かせています。

入社当時にモーターサイクルの知識、エンジンの知識はまったくありませんでしたが、機械設計の基礎的な知識があれば、モーターサイクルの構成部品や図面を見た際にもどんな機能の部品なのかをイメージできるため、たとえ今は知らない部品でもどんどん設計しています。

同じシリンダーヘッドを作るということ自体に大きな差はないですが、あるひとつの工程や、何か細かなことで、やり方が違ったりするものであり、その違いを知っていることが、新たな着想や柔軟な思考につながっていると感じています。

家電業界にいたことで、ロボット業界や川崎重工内での考え方だけに捉われず、幅広い知見や視点で考えることができます。

ロボットシステムの具現化において、ロボット制御や回路・電気設計の技術、ソフトウェア技術などの技術的知識や経験はまるごと活かされていますが、それだけでなく、現場を徹底調査し、潜在ニーズを掘り起こしながら技術課題へと落とし込んでいく開発スタイルも有効に活かせていると思っています。

前職では開発ターゲットが多種多様であったため、未経験分野に取り組む瞬発力や、課題に対してあらゆる手法を用いて解決する目的達成能力が、今でも活かせていると思います。ソフトウェア開発を基礎から厳しく経験させてもらったからだと思います。

適用技術の開発は、機構設計が必要となるため前職で習得した機構設計の知識や、開発プロジェクトを進める上での、多くの人と携わりながらプロジェクトを進めるといったプロジェクトマネージャーの経験が活きています。

業務改善を進めるときに、現状の仕組みが当たり前なのではなく、前職の仕組みと比較し良いものが何かという思考ができます。

トラブル対応経験により現地工事中にあらかじめ不具合発生要因を排除するよう施工指導し、試運転の際のトラブルはその場で解決する事ができました。また、工業計測、計量の知識は計装設計の際に生かすことが出来ています。

機械設計や前職でエンジン周辺部品の設計をした際のノウハウや経験が今の担当業務でそのまま生かせています。