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川崎重工業株式会社 RECRUITING SITE

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川崎重工

川崎重工を支える人

グローバルビジネスの第一線で、Kawasakiブランドを世界に普及。
HAYATO YOSHIOKA

カワサキモータース

# 17

吉岡 勇人
カワサキモータース株式会社 営業
商学部商学科卒 2010年入社

INTERVIEW

学生時代 → 入社動機

重厚長大なイメージを覆した、
OB社員の
自由闊達なエピソード。

中学高校と柔道に明け暮れた私でしたが、大学に入学すると一転、ビジネスの世界に興味を持つようになりました。ビジネスプランコンテストに応募したり、企業活動の研究を行うゼミでゼミ長を務めたりしながら学生なりに見識を深めるうちに、ゼミの先生が重工業の歴史を研究していたこともあり、社会を根底から広く支える重工業に関心を抱きました。

川崎重工は、愛着のある地元・神戸の企業であり、多様な事業それぞれがすべて個性的かつ魅力的であったことや、先述した重工業の役割を今後も果たし続けられると確信が持てたことから、ベストな就職先だと考えました。重工業というと、昔ながらの古い体質が残る重厚長大なイメージがありますが、実際に大学OBの川崎重工社員と面談すると、「うちは昔ながらの企業だから」と口では言いながら、話してくれたエピソードからは逆に自由闊達な風土がうかがえ、自分らしく働く姿が自然にイメージできたので、入社の気持ちを固めました。

これまでの仕事とやりがい

1年目から海外営業、
そしてブランドマネージャーへ。

私たちが展開するのは世界を市場にした量販ビジネスで、私たちはKawasaki製品を求める世界中の人々に対し、現地の販売子会社あるいは販売代理店を通じて製品を供給しています。

私は入社後すぐに海外営業を任され、1年目にはニュージーランドや中東諸国の、2年目からはメイン市場である北米を担当。現地の事業計画策定をサポートするなどし、営業活動の基本を身につけました。そして、入社6年目には米国カリフォルニアの販売子会社に出向し、4年にわたって現地企画部門で広範な業務に携わった後、現在は国内にて四輪バギーやジェットスキー等のブランドマネージャーとして、担当製品の開発から販売までをグローバルに取りまとめています。

実は入社前から、テクノロジーの頂点ともいえるような製品を日本、できれば地元・神戸の地から世界中に販売し、付加価値の高さで日本のものづくりのプレゼンスを示したいという思いが根底にありました。そのため今、モーターサイクルビジネスの第一線で、世界にKawasakiブランドを広く普及させる活動に尽力できることに、大きなやりがいを感じています。

成長を実感した瞬間

大失敗から学んだ、
現場視点で
市場を見る重要性。

自身の成長を考えたとき、印象深いのはやはり米国駐在時の経験です。現地では事業計画の策定を任されていたのですが、初年度、机上の知識にとらわれて販売予測を大きくはずしてしまいました。そこで痛感したのは、「数字だけを見ていてはだめだ」ということ。米国は広く、地域もそれぞれなので、おしなべて全容をとらえては見誤ると知りました。同じ轍は踏むまいと、次年度の計画に向けては販売店を訪問し、現地スタッフと交流し、お客さまと話をすることによって、現地の文化や商習慣、販売現場の事情、顧客ニーズなどにダイレクトに触れ、理解を深めるよう努めました。

結果、計画精度は毎年向上させることができ、自身の成長を定量的な成果で裏づけられた貴重な経験となりました。この経験をベースに現在、事務系社員としては縁遠い製品開発業務にも、市場を熟知しているという自負から自信を持って関与することができています。

入社したときにはこの歳でブランドマネージャーを任されるとは思っていませんでしたが、これは私の実力というよりも、会社の「若手に任せて育てていこう」という育成方針によるものと理解しています。成長の推進力は周りが与えてくれるので、それをしっかり意識してチャンスを生かしながら、自分で舵を切って進んでいくことが肝要だと感じています。

叶えたい未来

企業経営の根幹に関われる人財になる。

チャンスがあれば、ぜひ海外子会社の経営を手がけたいと思っています。今はまだ実力不足なので今後、営業だけでなく経営全般を見通せるスキルを身につけ、会社が考えるさらに半歩先をいく経営を実現するのが目標です。

目指すビジネスパーソン像としては、論理的な思考と、エスノグラフィー(現場に直に触れる調査手法)に基づいた情動的感性を兼ね備えたゼネラリスト。それに向けたスキルアップの一環で、現在は通常の業務に加えてMBA大学院にも通っており、ここでのアカデミックな学びと社外人脈を実務にも生かしています。他社に勤める人々から話を聞くにつれ、川崎重工は本当に人財に多様性があり、刺激を受ける職場だと実感します。おそらくは、外から見る以上に成長のチャンスにあふれる会社なのではないでしょうか。私もこれからそのチャンスを存分に生かし、企業経営の根幹に関わることのできるグローバル人財へと成長していきたいと思います。

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