人財 Talk Session

時代を超えたチームプレイにチャレンジしてほしい。

※取材当時の所属・役職を記載。

川崎重工では、なぜ人「財」と表記するのか?

浅香
川崎重工のモノづくりは、他でもない「人」が支えています。これまでかたちにしてきた技術革新や世界初製品、あるいは新市場開拓に至るまで、すべては「人」がいてこそ成し遂げられたことです。だから当社では、人を「人材」ではなく、財産ととらえる「人財」と表記しています。
市成
そういう意味で、できるだけ早期に自立した「人財」へと成長してほしいという思いはありますが、実際には川崎重工はさまざまな製品をつくっていて、それぞれ複雑で奥が深いため、なかなか入社してすぐ一人前というわけにはいきません。技術系の場合は特に、本当の意味で担当製品を理解するのに2〜3年かかり、10年選手でやっと一人前といったところではないでしょうか。
大田
そうですね。「人材」として入社して、さまざまな経験を経て「人財」へ変わっていくのだと思います。人材の「材」は、いわば素材の「材」。これからどのように変わるかわからない、未知のポテンシャルを秘めた「人材」から、ある確固たる価値をもたらす「人財」へと変わっていくというイメージです。
浅香
そうして人財に成長した後、長く会社に貢献してもらいたいという考えから、30年、40年後まで見すえて、しっかり環境を整備していきたい。当社の人事制度、教育制度、風土改革などはすべて、その考えをベースにしており、それが川崎重工らしさといえます。

チャレンジ精神を尊ぶ風土とは?

市成
川崎重工らしさということで言うと、世界初、日本初といった革新的な製品を生み出すチャレンジ精神も、川崎重工らしいですよね。
浅香
当社は、ある1つの圧倒的な強さを誇る主軸事業を持っているわけではないので、各事業分野で生き残るために必死に挑戦を重ねてきたという歴史があります。そのチャレンジ精神は代々受け継がれ、しっかり根づいています。
大田
これからもぜひ先輩に負けないくらいチャレンジ精神旺盛な人に入ってきてもらいたいですね。自分でチャンスをつかみとっていくくらいの意気込みで。実際、そうしたチャンスにあふれた会社だと思います。

浅香
確かに権限委譲は進んでおり、どんどん人に任せる風土はあります。たとえ若手であろうとも、川崎重工の代表として考え、動くことができます。
市成
周囲とゴールを共有しつつ、でも自分で動き回れるスペースは広い、と表現すればいいでしょうか。前例や枠にはまらずにやっていける、自由度が高く許容範囲の広い会社です。
大田
そこはやはりモノづくりの会社だからということもあるかもしれません。現場で起こった問題を現場で解決していく。「現場の担当者が誰よりも強い」と言われたりしているくらいですから(笑)。
浅香
ただ、一つ伝えておきたいのは、入社前に自分で描いた仕事のイメージに縛られないでほしいということ。仕事というものは、外から見るのと実際やるのとではやはり違うものです。また、自分が希望していなかった仕事に就く可能性もあります。それでも、まずは配属されたところで精一杯頑張ってもらいたいのです。
市成
私もこれまで、決して希望通りの仕事ばかりをしてきたわけではありません。でも振り返ってみると、異動する先々で、やはり前所属までの経験がちゃんと活きています。いろいろな仕事を経験することによって、しっかりキャリアが築けているなと実感しますね。
大田
まさにその通りで、すべての経験が「人材」から「人財」へと成長する糧になるのだと思います。
浅香
川崎重工の仕事は、どれも奥深く、また興味深い仕事ばかりです。ぜひチャレンジしてもらいたいものです。

川崎重工の仕事の醍醐味とは?

浅香
私は長く環境・プラントカンパニーに所属していましたが、プラント建設プロジェクトというのは本当に息が長く、また厳しい現場です。そのたいへんなプロジェクトにチーム一丸となって取り組み、完遂するわけですが、そうすると「同じ釜の飯を食べた仲間」のごとく、まわりから見ていてうらやましいくらいの仲間意識が芽生えます。
大田
まさに、「切磋琢磨できるチームプレイヤー」というところですね。一つの目標に向かってチームで力を合わせて取り組んでいく。そういう仕事がしたいという人には、ぜひ川崎重工に来てもらいたい。
市成
川崎重工の仕事はどれも社会貢献度が高く、また長い時間軸の中でとらえるものが多いと感じています。プロジェクト自体が長期にわたるものもあれば、長年蓄積されてきた技術力を用いて新たな成果物にチャレンジするという仕事もあります。
浅香
自分が関わるのは、川崎重工の長い歴史の一部分です。先輩が不断の努力によって築いてきたものを受け継ぎ、それに自分たちで+αを付加してバージョンアップさせた後に、後輩へと引き継いでいく。そういう意味では、ずっと前の先輩から、ずっと後の後輩まで含め、長い時間軸の中でもチームプレイをしているといえます。同時代を生きる仲間とのチームプレイ、そして、長い歴史をつなぐ大先輩&後輩との時代を超えたチームプレイ。その両方をやりがいにできることこそ、川崎重工の仕事の醍醐味ではないでしょうか。