制度と風土に支えられ、「技術者」と「2児の母」を両立。

活躍する女性社員たち

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航空系/材料技術

越智 さやか Sayaka Ochi

航空宇宙カンパニー 技術本部 研究部 材料技術課
1999年入社

現在の仕事内容

航空宇宙機器向けの複合材料の
研究開発に携わっています。

航空宇宙機器に用いられるあらゆる素材には、非常に厳しい品質基準が設けられており、それをクリアしたものだけが使用を許されます。私が携わっているのは、そうした素材の中でも「繊維強化型プラスチック」と呼ばれる複合材料の研究開発です。今後、川崎重工が開発していく各種航空宇宙機器に幅広く使える、高性能・低価格な複合材料の開発を目指し、材料メーカーと共同で研究開発に取り組んでいます。

女性のキャリアアップ

男女の区別なく評価され、昇進することができました。

私自身を振り返ってみると、まわりの方々に導かれながら、まじめに業務に取り組んで経験を積むことで、男女の区別を感じることなく適切に評価してもらい、キャリアアップも果たしてきたと感じています。その中で、2度の出産・育児を迎え、のべ2年半にわたる休暇を取得することになりましたが、それがキャリアの障害になったという印象はありません。現在、管理職として部下を持つポジションに就いていますが、この昇進のタイミングも、ブランク期間を差し引くとむしろありがたいと思える早さだと思います。

女性支援制度

あらゆる支援制度を
フル活用しました。

川崎重工の女性支援制度は非常に多彩で充実しており、特につわりの重かった私は本当に助けられました。それをお伝えするには、私が実際に利用した制度を挙げるのが一番かと思います。

  • ◎産前・産後休暇:体調不良のため、有給休暇と組み合わせることで法定期間よりも長めに取得できました。
  • ◎育児休業:子供が1才になった後の4月まで休暇を取得することで、認可保育所に入所させて職場に復帰できました。
  • ◎妊産婦の特別勤務:妊娠中、重度のつわりのため、勤務時間の短縮や休業制度を利用しました。
  • ◎育児のための短時間勤務、時間外勤務及び休日勤務の制限:育児休業復帰後、育児のために短時間勤務制度を利用しました。
  • ◎半日休暇の限度日数の撤廃・積立休暇の時間単位使用:子供の通院や自治体の当番により、半日単位の休暇を取らざるを得ないことが多いため、使用しました。

などなど。申請してすぐ許可が
下りたことにも感謝しています。

また、制度だけでなく、職場風土としても一貫して温かくサポートしてもらいました。自分の戦力ダウンに思い悩んだこともありましたが、これも自分のキャリア人生と思い直し、強い意志を持って続けてきました。これから少しずつ、周囲や会社にサポートの恩返しをしていこうと思っています。

ワークライフバランス

時間配分を周囲と相談しながら決めています。

仕事も育児も家事も、すべて私にとっては欠かすことのできないものです。1日の時間が限られている中、各々への時間配分は、自分や家族や仕事の状況によって変化せざるを得ません。そのため、いま自分がどのような状況にあるかを、家族はもちろん職場の方々にもその都度報告し、何ごとも相談しながら決めていくようにしています。プライベートの事情が勤務にも影響するので、「主人が出張中なので残業ができない」といったことまで上司に伝えるようにしていますが、どんなに忙しくされている時でも笑顔で快く受けとめてくださる上司や先輩には、ただただ感謝するばかりです。

プライベート

休日は家族と過ごす会話の時間を
大切にしています。

休日はなるべく家族と一緒に過ごし、たくさん会話するようにしています。時間があれば子どもたちを近所の公園に連れて行き、一緒に紙飛行機を作って飛ばすなどして遊んでいます。私は社内結婚なのですが、時々、空を飛ぶ飛行機を見た子どもが「お父さんとお母さんの会社が作ったヒコーキだ!」と言うのを聞いて、ちょっぴり誇らしく感じます。

普段はなかなか自分の時間を持てませんが、数カ月に1回は「自分のための休暇」を取得させてもらい、子どもたちが学校に出かけている間、映画鑑賞やピアノ、読書といった趣味の時間に充てるようにしています。

キャリアビジョン

目標を忘れず努力を
重ねていきたい。

現在は航空宇宙機器向けの材料研究開発に携わっているわけですが、周囲の方々と協力して生み出した成果が将来の川崎重工製品に採用され、世界中の空や宇宙を飛び回るようになったら素敵だなと夢見ています。そのために、今は仕事や自己研鑽のための時間を満足に作り出せない育児期の人生ステージにありますが、目標を忘れず、あきらめずにコツコツと努力を重ねていきたいと思います。